北九州市教育委員会は12日、門司区の市立東郷中の女子トイレで天井パネルが約3メートルの高さから落下し、破片が当たるなどして女子生徒2人が負傷したと発表した。
市教委によると、同日午後0時50分頃、女子トイレ天井の点検口が突然開き、点検口の金属枠にはめ込まれたパネル(縦横57センチ、重さ1・7キロ)が割れて落下。トイレにいた女子生徒の左腕にパネルの破片(約540グラム)が当たって擦り傷を負い、垂れ下がった金属枠を触った別の女子生徒も左手の指を切るけがをした。2人とも保健室で手当てを受けて帰宅したという。
何らかの原因で点検口の留め具が外れたとみられ、市教委は他の学校についても天井点検口の点検を行うとしている。