福井市内の日本料理店で、8月11日に会席料理を食べた男女13人が、腹痛や嘔吐などの体調不良を訴え、このうち3人が入院しました。保健所ではノロウイルスによる食中毒と断定し、この店を2日間の営業停止処分としました。
福井市保健所によりますと、8月11日に福井市の「ホテルフジタ福井」内にある日本料理店「橘(たちばな)」で刺し身や茶碗蒸しなどの会席料理を食べた3グループ42人のうち20代から70代の男女13人が腹痛や嘔吐などを訴え、6人が病院を受診しました。このうち3人が入院しましたが、すでに退院し回復に向かっているということです。
患者と調理担当者の便からはノロウイルスが検出されています。
保健所では、13人で共通する食事が、この日本料理店が提供したものに限られることからノロウイルスが原因の食中毒と断定し、この店を17日から2日間の営業停止処分としました。