3キロ先の地名聞かれ「認知症かも」 高齢者保護の高2に感謝状

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夜間に徘徊(はいかい)していた高齢女性を保護し、人命救助に貢献したとして福岡県警行橋署は18日、行橋市の県立行橋高農業技術科2年、大迫哉太(かなた)さん(16)に感謝状を贈った。
車道でおばあちゃんが倒れている! 介抱の小学生2人に感謝状 同署などによると、大迫さんは6月3日午後9時45分ごろ、買い物から帰宅途中、同市東泉の路上で高齢女性に声をかけられた。女性は「ここは行事ですか」と、3キロ以上離れた地名を挙げたため認知症を疑い、安全な場所に誘導した。 その後、女性にかかってきた娘からの電話に出て状況を伝えた上で、女性に付き添い現在地が分かりやすい近くのドラッグストアまで案内。娘の110番で駆けつけた署員により、女性は無事保護された。 行橋署の牛島博文署長は「大迫さんの迅速かつ的確な対応で、生命の危機にさらされていたかもしれない女性が救われた。心から感謝する」と、高校生の勇気ある行動をたたえた。【松本昌樹】
同署などによると、大迫さんは6月3日午後9時45分ごろ、買い物から帰宅途中、同市東泉の路上で高齢女性に声をかけられた。女性は「ここは行事ですか」と、3キロ以上離れた地名を挙げたため認知症を疑い、安全な場所に誘導した。
その後、女性にかかってきた娘からの電話に出て状況を伝えた上で、女性に付き添い現在地が分かりやすい近くのドラッグストアまで案内。娘の110番で駆けつけた署員により、女性は無事保護された。
行橋署の牛島博文署長は「大迫さんの迅速かつ的確な対応で、生命の危機にさらされていたかもしれない女性が救われた。心から感謝する」と、高校生の勇気ある行動をたたえた。【松本昌樹】

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