「抵抗しないと殺される」強盗被害60代女性、血だらけで助け求め…犯人2人はいまだ逃走中 連続強盗事件との“類似点”【墨田区強盗事件】

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13日午後3時ごろ、東京・墨田区の住宅に2人組の男が押し入り、家にいた60代の女性を殴ってけがをさせ、逃走。女性は腰の骨を折る重傷です。
「めざまし8」は、被害者に付き添い、病院に行ったという近所の住民を取材。
その証言から浮かび上がったのは、全国各地で起きた連続強盗事件との“類似点”でした。
現場は、東京スカイツリーのすぐ近く。京成曳舟駅から約500メートル離れた住宅街で、そばには中学校もあります。
近所に住む男性は、通報したときの様子を、こう話します。
通報者:被害者が「助けて」って言っていたので通報しました。粘着テープで巻き付けられていた、顔面と手とか。(被害者は)血だらけでした、顔全体で鼻血とか出てて。
警視庁によると、押し入った2人組に羽交い締めにされ、粘着テープで目を塞がれていたという被害者。
駆けつけた警察に「男2人」「黒いワゴン車」と伝えていたといいます。
さらに、事件直後、被害者に付き添って病院に行ったという女性にも話を聞くと…。
病院に付き添った人:必死で股間を蹴ったりしたって言ってました。「抵抗しないと殺される」って思ったんですって。何か覆面して、手袋でこうやられて、足を押さえられて、粘着テープでやられて。グローブみたいな手袋でやられて。歯も抜けちゃったみたいで。(2人組は)でかい人、180cm…体格がいい。
被害者によれば、2人組は大柄で、覆面をかぶり、グローブをしていたといいます。
病院に付き添った人:高そうな上下の着ていて、スウェット?それと、靴も高そうなの。2人組っていうか…呼んだんですって、もう1人が。手に負えないから。もう1人がきたって。
最初は男が1人で被害者宅に押し入り、被害者が抵抗したため、男が呼ぶと、もう1人が駆けつけたといいます。「指示役」と「実行役」で役割分担をしていたのでしょうか?
こうした手口について、元埼玉県警捜査一課の佐々木成三氏は一連の連続強盗事件との“類似点”を指摘します。
元埼玉県警捜査一課警部補 佐々木成三 氏:一連の闇バイトに係る強盗事件の手口と、かなり酷似してるなという感じを受けますね。1人暮らしの高齢者を狙っている。白昼堂々、そして犯人が複数いるということと、電話をしながらの手口ということ。手口もかなり手荒というか、雑な感じを受けますので。
さらに…。
元埼玉県警捜査一課警部補 佐々木成三 氏:この一連の闇バイトに関する、強盗事件の手口の特徴として、「闇リスト」ですね。そういった情報リストを持った上で、ここにお金があるという情報のもと犯罪を行っている傾向が強いです。
続く連続強盗事件。一連の事件の関連は?全貌は明らかになるのでしょうか。
(めざまし8 3月14日放送)

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