東京・麻布署で7日、カメラが捉えたのは、初対面の30代女性にわいせつ行為をした疑いで逮捕された39歳の男だ。マッチングアプリで「プライベートジムでトレーニングしよう」と女性を誘い、ホテルへ連れ込んだという。アプリ運営会社には同様の被害報告が複数あり、警視庁が男の犯行とみて調べを進めている。
7日の朝、東京・麻布署でカメラが捉えたのは、まばたき一つせず、カメラの方をじっと見つめる男、会社員の岡本朋樹容疑者(39)だ。
東京・港区のホテルで、初対面の30代女性に対してわいせつな行為をした疑いで逮捕された。
その手口は「俺のプライベートジムで一緒にトレーニングしよう」と、マッチングアプリで知り合った女性を「ジムでトレーニング」と誘い出すというもの。しかし、向かった先はジムではなく、ホテルだった。
部屋に入ると、岡本容疑者は女性に「タイプだ!」と迫った。女性はきっぱりと拒否。すると岡本容疑者は突然、女性をお姫様だっこの状態で抱きかかえた。
さらにベットへ放り投げると、体に触るなどの犯行に及んだという。
女性は必死で抵抗し、岡本容疑者を押しのけると、部屋を出て非常階段で逃げたという。
調べに対し、岡本容疑者は容疑を否認。「同意の上だった」と供述している。
マッチングアプリ運営会社には、同様の手口による被害の訴えが数件寄せられていて、警視庁は岡本容疑者の犯行とみて調べている。(「イット!」2月7日放送より)