愛知県豊橋市の介護施設で18日、60代の利用者の女性が、送迎用の乗用車に取り残され、熱中症とみられる症状で救急搬送されていたことが介護施設への取材でわかりました。
事案が起きたのは豊橋市の「しんさかえケアセンターそよ風」で、施設によりますと18日午後4時40分ごろ、男性職員が女性のほか利用者2人を車に乗せて施設を出ましたが利用者2人を送り届けた後、女性に気づかず車内に残したまま施設に戻りました。 午後6時20分ごろ、車内でぐったりしている女性を職員が発見し、救急搬送されました。 女性は搬送時、自力で歩けない状態でしたが治療により回復したということです。 当時、女性は後部座席に座っていましたがチャイルドロックがかかっていて後部座席から外に出られない状況でした。 施設は取材に対して「利用者や家族に申し訳ない。再発防止に努める」とコメントしています。